数日前から話題になっている
ボブディランのノーベル賞受賞ですが、 どうも賛否両論で、 日本ではその賛否さえもよくわからないけれど、 とりあえずノーベル賞取ったんだからすごいだろうと、 なんだかCDが売れたりしてるみたいですね。 でも、間違いなくケガしますよ。 それを機にボブディランを聴いて、 そのよさが解るなんてこと、たぶんないでしょう。 僕もあまりディランのノーベル賞にはピンときませんが、 それは逆にノーベル賞がなんなのか、よくわからないからかもしれません。 本人もなんだかやっかいなことに巻き込まれたなぁ・・・なんて 思っているんじゃないでしょうか? いえることは、 ノーベル賞を取ろうがどうしようが、 ファンのほとんどがディランに対する評価やスタンスは変わらないのではないでしょうか。 ぼくも優秀なディランフォロワーではないので、 あまり偉そうなことはいえませんが、 前作のテンペストでは齢70にして 10分を超える曲を生み出すそのエネルギーは、 まさにノーベル賞ものだと思っていましたが、 創作の泉が尽きないその生き様は、 誰も到達していない領域といえるでしょう。 先週末のDesertTripでは、 久しぶりに"Like A Rolling Stone"をやったみたいですが、 彼なりの賛辞へのお礼だったかもしれませんね。 まさか66年のロイヤルアルバートホールのときみたいに、 観客から「おまえはユダだ!!」なんて言われてないと思いますが。
by slow-h
| 2016-10-18 22:42
| 音楽よもやま話
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