昨日のニュースでまったくの素人さんが
間違ってニュースの解説をさせられたっていう話題がありました。 その大元は、アップルコンピューターとビートルズの作った会社 アップルコープとの裁判の話題でした。 簡単にいうと、ビートルズのアップルは、音楽事業をメインとしていて、 アップルコンピューターが音楽事業を行わない約束をしてたんですね。 もともとビートルズのアップルは メンバーが関わっていたときはとんでもなくお金を浪費していて 放漫経営そのものでした。 それがもとで解散したともいわれてます。 ビートルズの4人はその名声とは裏腹に、 お金でずっと苦労してたんですね。 ところが、コンピューターのアップルが世に出て、 大きな会社になったことで、 ビートルズのアップルは思わぬ利益を得ることになったわけです。 つまり、アップルという社名を商標登録していたので、 コンピューターのアップルからその名称使用料をもらうことになったわけです。 で、ここんところコンピューターのアップルが音楽配信事業に力をいれていることから、 「音楽事業はやらないって約束だったじゃないか!」って ビートルズのアップルが怒ってるってわけです。 でも裁判ではビートルズのほうが敗訴しました。 ビートルズもマックも好きな僕としては 仲良くやってほしいと思うのですが、 なかなかうまくいかないんでしょうね。 そもそもアップルの創設者スティーブ・ジョブズは ビートルズが好きで社名をアップルにしたのにね。 iTunesには今のところビートルズの曲はありませんが、 そのうち配信されるようになるのかもね・・・ でもビートルズを音楽配信で聴く気にならないなぁ かつて、アナログレコードからCDにトレンドが変わったときも 僕はほかのアーティストの作品をほとんどCDで買い直したんですが ビートルズだけはレコードのままで、 活動していた間のオリジナル作品でCDで持ってるのは 「サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド」だけです。 なんかビートルズってデジタルで聴くっていう感じじゃないんだよね。 まあ裁判がどうあれ、ひとつだけ確かなことは、 どちらのアップル社にも夢と希望があることです。
by slow-h
| 2006-05-18 20:49
| 音楽よもやま話
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