ゴールデンウィーク明けからあわただしい毎日なのですが、
その間隙をぬって過日ボビーウーマックのライブを観てきました。 自身の作品のタイトルでもありますが、 まさに最後のソウルマン。 ここ数年病気したりしてどうかなって思いましたが、圧巻の歌声は健在でした。 80年代当時流行のシーケンサーのスカスカサウンドに嫌気がさして ロックを避けて、ブラックミュージック、特にR&Bを辿る旅に出てしまいました。 オーティスレディング、サムクック、アレサフランクリン、ウィルソンピケット、 サム&デイブといったアトランティックR&Bにはどっぷりはまってしまい、 もうロックなんてばかばかしくて聴けないよなぁなんて思ったりもしました。 そんなときに当時の友人から教えてもらったのがボビーウーマック。 その頃発表された「ウーマジック」と「ラストソウルマン」は相当聴きました。 ちょうどミックとキースが喧嘩し始めて活動が危ぶまれてたストーンズの新譜に ボビーウーマックも参加したこともあって、 当時はちょっとしたボビーウーマックブームでした。 あのころはそうそうコンサートにいけなかったので、 あちこちのレコードに参加していると聞くと、手当り次第買ってましたね。 その中で一番の当たりだったのが クルセーダーズの「TheVocalAlbum」というやつ。 ボビーウーマックも2曲歌っていて、 そのひとつ〝I'll Still Be Lookin' Up To You”もライブで歌ってくれました。 その後またロックに戻っちゃたので、 ソウルミュージックにはまってた80年代の一時は、 僕にとっては遠く離れたかつて暮らしてた場所のよう。 ボビーウーマックの歌声に懐かしさに胸を熱くしました。 MCで、レイチャールズもジェームスブラウンもいなくなっちゃって 俺だけが生き残ってるよっていうようなことをしゃべってましたが、 この時代に、あの素晴らしい歌声を聴けるなんて本当はすごいことなんだなぁと センチメンタルにもなりましたが、 70歳近いというのに、1時間半歌いっぱなしの圧巻のステージに 大いに勇気をもらいました。 ↓ ライブはこんなおしゃれなところで
by slow-h
| 2013-05-16 22:00
| 音楽よもやま話
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