休みの日に、実家の犬ケンを散歩に連れて行きました。
いつも行く、実家のそばの緑地公園。 ぼくはここ5.6年中に入ることがありませんでした。 そのあいだにちょっと様変わりしているところあり、 そのままのところあり、感心したり懐かしがったりという感じでした。 この豊橋の南の方にある高師緑地公園は広大ですが、 何か特別なものがあるわけではありません。 しかし、子供の頃から遊ぶといったら、 学校よりもここでした。思い出もたくさんあります。 実家から自転車で直線で5分もあれば着きます。 小学生の頃、仲間と野球をやっていると、 必ず、あやしいおじさんが来て、「仲間にいれてくれ」というのです。 だいたい子供が遊ぶ時間に野球ができる人なんて、 おかしいですよね? このおっさん、仕事何やってるのかなあ・・・っていつも思ってました。 何回かは仲間に入れましたが、何度もしつこいので、 みんなで「無視しよう」ってことになって ようやくあきらめた、なんてこともありました。 あと、これも小学生の頃ですが、 夕方、時々でしたがバグパイプを演奏している人がいました。 その独特の音色は公園の奥のほうから聞こえてきて、 近づきたいけど、ちょっと怖い・・・みたいな感じでした。 でも何年かして、そのバグパイプはスコットランドの民族楽器で、 ロックを通じてイギリスに興味をもった僕にとって、 なにか特別な存在に感じられて、 あの子供の頃の緑地公園の記憶が、 そのままスコットランドの森につながっているように思えます。 公園には松がたくさんあります。 ところどころ、幹の部分が削られているのは、 戦争中に物資の不足を補うため、 松の油を抽出していたからだと親から聞かされました。 もっと昔には日露戦争で捕虜になったロシア人が この公園に捕らえられていたことも聞かされました。 そんなこともあって、ちょっと怖いイメージをずっと持っていたのですが、 今は家族連れ、子供同士など、 いろんな人たちが自由に時を過ごせる場所になってます。 ちなみに馬術場もあって、馬が見れます。 いろんな公園がありますが、僕はここが一番好きです。
by slow-h
| 2006-01-28 16:09
| 雑記
|
ファン申請 |
||