現在工事中の鴨江観音の奥の現場周辺は、
道も狭く、アップダウンもあって 僕的にはとてもおもしろいところです。 最近現場に行くとついでに近所を歩き回っています。 路地を歩くのはほんとに楽しい!! 階段のような小道を歩くと、意外なところに出たり、 変わった建物に出会ったりします。 歩きながら思い出したのは、学生時代を過ごした横浜の町。 華やか印象がある横浜ですが、 アップダウンが多くてたいへんな面もあるんですね。 よくたまり場になっていた友人の家にいくのに、 距離にして1キロちょっとなんですが、 あいだに原チャリも入れないようなエリアがあって、 わざわざ大回りして行ってました。 あるとき歩いていこうとそのエリアを横断したのですが、 長いコンクリートの階段を上ると、 都会とは思えない畑が点在し、しばらくするとまた下り、 ひしめき合って立つ住宅のあいだを、いったりきたりしながら ようやく友人の所にたどり着いたって感じでした。 でもそのとき妙に楽しくて、その頃から周りの様子を目に焼き付けながら 歩く習慣がつくようになったんですね。 だから鴨江のあたりは歩くのが楽しくて仕方ありません。 でもひとつ気になるのは、空き家がやたら多いこと。 建物はそのままなんだけど、住んでる様子がありません。 聞くところによると、道が狭く、上り下りが多いので ご年配の方には生活しにくいようで、 中心街のマンションに移ってしまったようです。 ただ家を売るまでの必要は無いので、そのまま残っているみたいですね。 うまく引き継いで、若い人が暮らせるようになるといいんですが、 古い町には積極的に入る若い人たちは少ないのかもしれません。 今まで新しい郊外の街に建築することが多かったように思いますが、 今後は古くからのエリアに新しい息吹を吹き込むような 仕事もしてゆきたいですね。
by slow-h
| 2007-10-14 19:03
| 雑記
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