来日中のジェフベックを見に行ってきました。
場所は僕にとってゆかりの深い横浜。 かって知った場所でやるとリラックスできていいですね。 いつもは公演が近づくと気分を盛り上げるんですが、 今回はなんの予習も無く真っ白な気持ちでのぞみました。 アンプの調子が悪くて、 途中で中断したんですが、ベックは終始上機嫌で 「ごめんね」的な感じで観客に手をあわせたり、 他のメンバーにちょっかい出したり、 多分そうだと思うんですが、ちょこっとだけ ジミヘンのパープルヘイズを弾いたり、 おそらくアンコールは1曲余分にやったんじゃないでしょうか。 いろいろ得した感じもします。 カリウタのドラムもすごかった。 うわさの女性ベーシストもすごかった。 前回も前々回も観てますが、 すごく丁寧に演奏をしてたように思います。 06年のウドーのイベントの時はラストに 「オーバー ザ レインボウ」をやったんですが、 間近に聴いたそのとき、もうライブはやらないんじゃないかって 思うほど、ベックにしてはずいぶん情感あふれるプレイだったのですが、 今回はそれ以上な感じがしました。 「Scottish One」というおそらく スコットランドのトラッドソングだと思うのですが、 その演奏にはちょっぴり込み上げるようなものもありました。 ジェフベックの音楽は情緒を排除した 硬質な感覚が魅力なのですが、 前回のウドーのイベントにしろ、今回の来日公演にしろ 感情に訴える感じが出てるような気がします。 そういうスタイルのミュージシャンといえばクラプトンです。 クラプトンは自分の弱さみたいなことも曲にしてますよね。 同じヤードバーズ出身ですが、2人はまったく違うプレイスタイルです。 そのクラプトンが逆に力強いプレイに変化しつつあって、 このふたりが競演する再来週のさいたまアリーナは ほんと見ものですね。 ちなみに僕は行けませんけど・・・
by slow-h
| 2009-02-12 01:03
| 音楽よもやま話
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